十六夜の幻奏 : 処女はお姉さまに恋してる ～２人のエルダー　レビュー

<レビュー>


処女はお姉さまに恋してる ～２人のエルダー　75点

寸評：前作をやってから。
　　　千早が素敵すぎる///

<キャラクター>　B　
七々原 薫子(CV:波奈束風景)
　　｢櫻の園のエトワール｣に出てたキャラで、周防院 奏の妹にしてエルダーのもう一人です。
　　性格はガサツで男っぽいですが、｢ナイトの君｣と呼ばれるに相応しいカッコよさがあります。
　　千早の正体がばれているので、それほどの波乱はありませんでしたが、一番丁寧に描かれていたように感じます。
　　こういう奥手なキャラの場合、正体を知らずに惹かれて･･･というドタバタを期待をしたんですがねｗ

度會 史(CV:大花どん)
　　千早の侍女で、主に対する忠誠心はもの凄いです。
　　シナリオは薫子ルートとかぶっているし、ひねりも足りなかったかな。

ケイリ・グランセリウス(CV:生駒あるひ)
　　占星学を得意しているせいか何でもお見通しのような不思議な娘。
　　千早とかに助言をくれる力強い仲間です。
　　実は、このルートだけ殺伐としてて異世界ですｗ
　　こういう緩急もいいとは思いますよ。


冷泉 淡雪(CV:森保しほ)
　　千早をライバル視している華道部の後輩。
　　千早同様派手な外見をしていて、コンプレックスを抱えています。
　　千早の正体のバレ方は、このルートが一番好きでした。
　　貴子様に比べるとツンデレ成分が足りないかなｗ

哘 雅楽乃(CV:榊原ゆい)
　　千早を最初から慕っていて、御前と呼ばれるくらい落ち着いた雰囲気を持った娘です。
　　慕いすぎてるせいか正体がバレても波乱は起こらなかったので、シナリオに起伏が欲しかったです。

神近 香織理(CV:青山ゆかり)
　　素行が悪いせいか、孤高な感じがする娘です。
　　このゲームではエロ担当ｗ
　　序盤で百合シーンがあって、これは期待できるぞ･･･と思ったのは私だけでしょうか？
　　シナリオはこのルートが一番好きでした。

とまぁ、各キャラについて書いてきましたが･･･
千早を攻略したいぜーーー
各キャラとも魅力的ではありますが、無印の時に比べると小さくまとまってた印象。


<シナリオ>　B-
　お姉さまのカッコよさ、そして、それを慕うヒロイン達。
そんな雰囲気が楽しめるのがおとボクの良さ。
千早(主人公)を男の娘だと知っていても、やはり惹かれてしまう･･･
シナリオに共通部分が多いなど不満点はありますが、おとボクの良さである雰囲気は出ていました。
今作では前作から3年後を描かれているし、なおかつ千早も瑞穂(前作の主人公)とは親戚関係。
前作のヒロインのエピソードもちらほら出てくるので、前作をやってから2をプレイしておくとさらに楽しめると思います。


<絵>　C+
　絵は、のり太さん
無印に比べると絵はだいぶ好みに近かったです。

<音楽>　B-
　OP｢アンダーハンデッド・ガール｣(YURIAさん)、挿入歌｢移りゆく花のように｣｢君のままで｣(榊原ゆいさん)、ED｢陽だまりの中へ｣(美郷あきさん)
｢アンダーハンデッド・ガール｣は禁断の愛っぽくていいですねｗ

<総評>
　無印に比べると2枚落ちくらいの威力です。
貴子様もいないしｗ
シナリオは秀逸といった感じではないですが、おとボクの雰囲気は受け継いでいるので、その雰囲気が好きならやる価値はあります。