2010年06月27日 23:15
峰城大付属の最後の思い出に北原春希は学園祭での軽音楽同好会のバンド発表を成功させようと、屋上で歌う学園のアイドル小木曾雪菜と隣の音楽室で自分のギターに合わせてピアノを弾いてくれていた冬馬かずさをメンバーに迎える。バラバラだった3人は一生懸命に打ち込んだ末に学園祭で成功し、心の底から3人は結び合えた･･･と思っていた。しかし3人のそれぞれの恋は残酷な破局へと向かっていく。
<レビュー>
WHITE ALBUM2～introductory chapter～ 92点
寸評：キャラ良し、シナリオ良し、音楽良し
<キャラクター> B+
冬馬 かずさ
授業態度は悪く無気力な印象ですが、バンドの中心メンバー。
たぶん、どんな楽器でも弾けると思います。
主人公(春希)のおせっかいの影響で、最後はだいぶ柔和になりました。
この娘が一番成長を感じさせました。
小木曾 雪菜
ミスコン2連覇の美少女。
あの容姿で、明るい性格なら人気出るのも仕方ないと思います。
カワイイだけじゃなくて、裏でいろいろ悩みを抱えていて、それを知るたびに切なくなりました。
最後のシーンが泣けます。
ヒロインは2人だけですが、2人のキャラクターの対比がはっきりしているので十分に楽しめました。
<シナリオ> S
ヒロイン2人と文化祭のバンドを成功させる過程を描いています。
そんな中で、個人個人の葛藤や、友情、愛情、そんなものが交錯していきます。
簡単に言ってしまうと｢男女間の友情は成立しない｣となってしまいますが、それ結論にたどり着くまでの過程を楽しむゲームでしょうか。
鬱や悲恋ものが好きな私としては雰囲気からしてもうやばかったですが、ゲームが進むとかなり引き込まれました。
2週目は1週目＋αなので物足りないですが、αの部分で1週目で省かれていたヒロインの心の揺れ動きが描かれているので、1週目で唐突に思えた言動にも意味が出てきます。
あの丸戸史明さんのシナリオですが、今まで読んだ中でも一番気に入りました。
これで完結じゃないと思うと続編が楽しみですが、これ以上のクオリティを出せるのか非常に心配です。
<絵> B-
絵はなかむらたけしさんです。
彼の絵は好きですが、今回はイマイチでした。
CGの数は少なかったし、違和感のある絵も多かったです。
どうしたんでしょう？
<音楽> S+
OPは｢届かない恋｣、挿入歌は｢After All ～綴る想い～｣(ともに上原れなさん)、EDは｢Twinkle Snow｣(津田朱里さん)
この3曲とも雰囲気のあるいい曲で、特に｢Twinkle Snow｣はLeafの中でも屈指の名曲だと思います。
是非、シングル買ってみてください。
この3曲だけで満足だったのに、ゲームを進めていると･･･
｢WHITE ALBUM｣、｢SOUND OF DESTINY｣｢深愛｣などの曲も出てくるし、大満足です。
どの曲も雪菜役の声優さんが歌ってますが、なかなかいい歌声でした。
BGMも冬らしい透明感があってキレイでした。
未確認ですが、聞き覚えのあるBGMもあったような･･･
<総評>
後編のことを考えると90点が上限ですが、ゲーム単体で評価するとこんな感じです。
雰囲気もいいし、冬ゲーだし、鬱っぽい展開だし、音楽もいいし、シナリオもいいし･･･
私の好みを知っているかのようなゲームでした。
WHITE ALBUM2～introductory chapter～ 92点
寸評：キャラ良し、シナリオ良し、音楽良し
<キャラクター> B+
冬馬 かずさ
授業態度は悪く無気力な印象ですが、バンドの中心メンバー。
たぶん、どんな楽器でも弾けると思います。
主人公(春希)のおせっかいの影響で、最後はだいぶ柔和になりました。
この娘が一番成長を感じさせました。
小木曾 雪菜
ミスコン2連覇の美少女。
あの容姿で、明るい性格なら人気出るのも仕方ないと思います。
カワイイだけじゃなくて、裏でいろいろ悩みを抱えていて、それを知るたびに切なくなりました。
最後のシーンが泣けます。
ヒロインは2人だけですが、2人のキャラクターの対比がはっきりしているので十分に楽しめました。
<シナリオ> S
ヒロイン2人と文化祭のバンドを成功させる過程を描いています。
そんな中で、個人個人の葛藤や、友情、愛情、そんなものが交錯していきます。
簡単に言ってしまうと｢男女間の友情は成立しない｣となってしまいますが、それ結論にたどり着くまでの過程を楽しむゲームでしょうか。
鬱や悲恋ものが好きな私としては雰囲気からしてもうやばかったですが、ゲームが進むとかなり引き込まれました。
2週目は1週目＋αなので物足りないですが、αの部分で1週目で省かれていたヒロインの心の揺れ動きが描かれているので、1週目で唐突に思えた言動にも意味が出てきます。
あの丸戸史明さんのシナリオですが、今まで読んだ中でも一番気に入りました。
これで完結じゃないと思うと続編が楽しみですが、これ以上のクオリティを出せるのか非常に心配です。
<絵> B-
絵はなかむらたけしさんです。
彼の絵は好きですが、今回はイマイチでした。
CGの数は少なかったし、違和感のある絵も多かったです。
どうしたんでしょう？
<音楽> S+
OPは｢届かない恋｣、挿入歌は｢After All ～綴る想い～｣(ともに上原れなさん)、EDは｢Twinkle Snow｣(津田朱里さん)
この3曲とも雰囲気のあるいい曲で、特に｢Twinkle Snow｣はLeafの中でも屈指の名曲だと思います。
是非、シングル買ってみてください。
この3曲だけで満足だったのに、ゲームを進めていると･･･
｢WHITE ALBUM｣、｢SOUND OF DESTINY｣｢深愛｣などの曲も出てくるし、大満足です。
どの曲も雪菜役の声優さんが歌ってますが、なかなかいい歌声でした。
BGMも冬らしい透明感があってキレイでした。
未確認ですが、聞き覚えのあるBGMもあったような･･･
<総評>
後編のことを考えると90点が上限ですが、ゲーム単体で評価するとこんな感じです。
雰囲気もいいし、冬ゲーだし、鬱っぽい展開だし、音楽もいいし、シナリオもいいし･･･
私の好みを知っているかのようなゲームでした。
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